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【太陽光発電】日本ベネックス:神戸で0.7MW屋根借り太陽光を稼働、FIP発電所50MWを突破

2025.11.13

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(出典:HPより)

日本ベネックスは、兵庫県神戸市の物流施設「LF神戸弥栄台」の屋根に設置した約0.7MWの太陽光発電所「ベネックス神戸ソーラーポート」が稼働したと発表した。FIP制度を活用した発電所で、1,248枚の太陽電池モジュールを配置し、年間約89万kWhの発電量を見込む。一般家庭約296世帯分に相当する規模で、再エネ供給の強化と電力市場への安定的な供給に寄与する構成を整えた。今回の稼働により、同社が保有するFIP太陽光発電所の合計容量(DC)は50MWに達し、屋根借り太陽光の拡大基調が鮮明となった。

本発電所は、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメントが管理する物流施設に設置されたもので、屋根借りモデルの活用により土地制約を受けずに再エネ導入を広げる取り組みの一環と位置づけられる。パネルはチントソーラー製、PCSはSUNGROW製を採用し、FIP制度下での安定稼働に向けた設備構成を整えた。

日本ベネックスが保有する自社発電所は今回で53件に拡大し、合計出力は約71MWとなった。うち物流施設の屋根借り発電所が36件・約62MW、FIP発電所が28件・約50MWを占め、商業施設や物流拠点の屋根を活用した導入モデルが同社の事業基盤として確立されつつある。FIPによる市場連動型の売電は、再エネ価値の高まりを背景に電力供給手法の多様化を促す動きも広がる。

再生可能エネルギーの導入拡大に向け、太陽光の設置場所確保は業界共通の課題とされる中、屋根借りモデルは効率的な普及策として注目されている。同社は引き続き太陽光発電所の建設・運営を推進し、地域に根差したエネルギー供給体制の構築を進める姿勢を示している。

【出典】
兵庫県神戸市にて約0.7MWの屋根借りメガソーラーを稼働し、所有するFIP太陽光発電所が50MWを突破
※本記事は一次情報をもとに生成AIを活用した要約です。詳細は公表資料をご確認ください。